違法キャッシングを見抜く知識
融資を受ける際は、まずはじめにキャッシング業者と契約を交わす必要があります。これが「金銭消費貸借契約書」という書類による契約です。金銭消費貸借契約書とは、弁済を前提とした金銭の借入を行うための契約書です。この契約書について詳しく調べてみましょう。
契約書では、債権債務の確認という項目があります。これは、キャッシング業者から融資を受けた日時や融資額が記載されています。続いて連帯保証人についての項目があり、連帯保証人を必要とする契約の場合は、連帯保証人についての情報が記載されています。そして、融資に対する弁済期限が記載されています。これは融資に対してどのような方法で返済するのか、月々の返済額などが記されています。
そしてキャッシングでは大きなポイントとなる利息・損害延滞金などが記載されている項目では、利息や融資の返済が遅れた場合の、キャッシング業者に対して支払う損害賠償金が決められています。これは利息制限法によって上限が20パーセントとされており、これを超える利息に関しては支払う必要がありません。
そして融資をいつまでに完済するかという期限の利益の項目では、期限どおりに返済できない場合のペナルティについても触れられています。一般的には、一度でも返済が滞ると、残金を一括返済する必要があります。これらの融資に関する重要項目に加えて契約者の署名捺印をする欄があります。
このように金銭消費貸借契約では書類を作成しますが、この際、通常では二部作成されます。一部を貸し主であるキャッシング業者が保管し、もう一部を借り主が保管します。ですが、二部作成しない業者もありますから、その場合は二部作成を依頼しましょう。
ちなみに金銭消費貸借契約書は借用書と同じようなものです。ですが、借用書は貸し主に対して借り主が発行するもののため、一部しか作成されません。また、金銭消費貸借とは借金のことを意味します。すなわち借金に関する契約書ということです。そのため、キャッシング業者のような貸金業者だけではなく、一般の人同士におけるお金の貸借りに関してもこの金銭消費貸借契約書を作成するものです。この書類における重要な項目とは、返済が滞った場合の対処法についてです。そもそも融資は、借り主がしっかりと返済できている限り問題は起こりません。ですが、一部の貸金業者は違法行為などで多くの利息を搾取しています。こうした違法な行為を行う悪質な貸金業者と契約を締結する前に、必ず金銭消費貸借契約書について調べておきましょう。